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睡眠時無呼吸症候群(SAS)が原因と疑われる事故について報告がされていない状況を鑑み、SASが疑われる事故が発生した場合、自動車事故報告書の「推定原因」に事故の原因として疑われる疾病名を明記し報告するよう改正されました。(施行日:令和4年4月1日)
SASとは
睡眠中に頻繁に呼吸が止まったり、止まりかけたりする状態(睡眠呼吸障害)が繰り返されるために、質の良い睡眠がとれず、日中に強い眠気や、疲労等の自覚症状を伴う病気です。
SAS患者は、居眠り運転を起こす危険性がある上、治療をせずに放置すると命にかかわる合併症(高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞等)を引き起こすおそれもあります。これらの疾病は、運転中の突然死にも繋がる健康起因事故の主原因でもあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状
☑大きないびきをかく
☑睡眠中に呼吸が苦しそう、呼吸が止まっていると指摘される
☑息が苦しくて目が覚める
☑昼間に強い眠気を感じる
☑朝起きた時に頭痛、頭重感がある
SASスクリーニング検査
SASは簡単なスクリーニング検査で早期発見することができます。
また、SASと診断されても適切に治療すれば健康な人と同じように安全運転を続けていくことができます。SASであることに気がつかず運転業務を続けることが、最も危険な状態であり、避けるべきことです。
積極的にSASスクリーニング検査を受診し、SASの早期発見、治療を行い、健康起因事故をなくしましょう。
社内規定の制定
目的の明確化の周知に加え、予めルールを作成しておくことで、SAS検査後のフォローや乗務可否、治療の継続的なチェックなど、一連の対応がフェアにしかもスムーズに進展することが期待されます。
検査結果を踏まえたフォローアップと運行管理
SASスクリーニング検査で「要精密検査」と判定されたドライバーに、必ず医療機関で精密検査を受診することを勧めましょう。精密検査の結果、SASと確定診断されたら治療を開始し、治療経過、治療状態をドライバーから報告を求めるなどし、記録・把握してください。また、乗務の可否については、医師と相談の上、慎重に対応しましょう。
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